地域を元気に



東村
慶佐次エリアの
課題
1990年当時の慶佐次エリアは純農村で、若者の働く場はほとんど農業に限られていました。地域の過疎化が進み、観光・飲食などのサービス業もほとんどなかったのです。



1995年に入り、慶佐次地域で地域おこしの取り組みが始まります。まずは地域づくりに前向きな発想を持つ「8名が集結」。ヒルギ林の活用など地域資源や人材の掘り起こしを行い、そこから地域の活性化を実現する方法を議論していきました。


やんばる自然塾の誕生
この活動がきっかけとなり、1999年4月に自然学校「やんばる自然塾」が誕生。翌5月の「東村エコツーリズム協会」設立にも少なからず影響を与えることとなりました。

地元との密接なつながり
活動フィールドを広げる中で、慶佐次のマングローブを訪れる観光客も5万人近くに増加。同じような自然体験を行う人たちも増え地区の売店や農産物販売所、食堂は活気を取り戻し、コテージ型宿泊施設の営業を始めた事業者も現れます。私たちとしても拠点である東村に根を下ろし、カヤックツアーに限らず人気のプログラムをどんどん発信していく考えです。
