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東村い

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ハクサンボク

2020.03.01

今回ご紹介するのはハクサンボクという植物です。

 

漢字では「白山木」と書きますが、沖縄の方言では「メーシギ」と言われています。

皆さんがよく使う割りばしをみると「うーめし」と書かれていますが、

「めーし」というのがお箸の事で枝がまっすぐに伸びているので、山でお箸の代わりにも使っていた事が由来で、

お箸の木で「メーシギ」となったそうです。

 

ハクサンボクは、石川兼の白山が原産地だと言われていますが、日本全域で見れることが多く、

主に多いのは神奈川~愛知・伊豆諸島・山口・高知・九州・沖縄諸島です。

 

 

沖縄では葉は1月がら12月まで1年中茂っていて、やや大きめで光沢があるのがポイント。

 

花は4月から5までに咲きますが、こないだ山を散策しているとかなり早いですが花が咲いていました。

花の色が白く小さく、アジサイのように密集して咲くので

沖縄の亜熱帯の森では探しやすい植物です。

山に登った時もひと際目立っていました!

 

さらに秋ごろ赤い実をつけるため、沖縄ではクリスマス用のリースにも使う人が多いです。

実は食べることもでき酸味が強いですが、冬に向け甘味が増していき、

メジロやヒヨドリも大好物ですし、お酒が好きな人は果実酒を作る方もいます。

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