こころを伝える
2014.01.01
コラムニスト:山城 亮敬
めんそ~れ~
やんばるロハス 山城 亮敬 です。どぅちむにー(ひとりごと)初参加です
地元は沖縄、お江戸は浅草、湯布院で人力車を引き、その後東村へたどり着きました。
今は慶佐次にあるやんばるロハスで馬と暮らしています。
どうぞよろしくお願いします
〇人とつながること
小さい頃から、口下手でシャイで人見知りな性格だったが人と関わることは好きだった。
20才すぎにテレビで人力車のお兄さんが彼女にプロポーズをするという特集をたまたま見て、自分の素直な気持ちをダイレクトに伝える方法ってこういう形もあるのかと、これしかないと思い立ったらすぐ行動でバック1つと片道航空券を1枚片手に花の都東京へとびました。
そして、人力車(観光案内)という仕事をはじめ、人の長い人生のなかで旅という限られた時間の中で1分でも10分でもつながれる、限られた時間のなかで全力で伝える大切さを学びました。まったく違う人生を歩んできた人と共にすごす時間、そんな幸せなことなかなかないです。「思う」その瞬間から実はつながっていて、そこからはその人次第。いつも意識していることです。
〇そして、原点・・・
以前、思い続けることも大切だが、それ以上に「伝えること」がすごい大事だと言われた事がありました。「思い」というのは実は生もので、ほっておくと腐れてしまう。とくに「ありがとう」と「愛してる」は腐れやすい。思った時に伝えなければ、本当の気持ちは伝わりにくい。昔から沖縄はそれが自然にできていた島だと思う。だからこそ知らない人でも家族のようなつながりができる。そして全てのものに感謝することができる。最近少しずつわかってきました。
〇沖縄はそんな島
遠く本土から地元を見ると近すぎて見えなかったところがたくさんありました。自然はもちろん、気取らないありのままさ、あたたかい笑顔、ただいまと言わせてくれる雰囲気、1人1人の思いが根付いているからこそ伝わる。また来たくなる。また逢いたくなる。「いちゃりばちょーでー」(一度逢ったら皆兄弟)まさにこのことです。
そんな島で家族のような、大切な人たちが「ただいま」と帰ってこれる場所をこれからもつくりたい。
今こうしてつながることができて、ありがとうございます。
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