清明祭(シーミー)
2022.05.04
〇清明祭(シーミー)
ハイサイ!沖縄でこの時期に行われる行事で清明祭(シーミー)を紹介していきます。
旧暦の3月(新暦の4月5日から4月中)に行われイメージ的にはお盆(お墓参り)
のような感じです。ただ、他県と違うのはお参り後そのままお墓の前で重箱をひろげて
集まった親族でご飯を食べたり、昔だと三味線を弾いて歌う事もあったそうです。
※重箱やお菓子などのお供え物をして先祖供養しているようす!
〇お供え物(重箱・オードブル)
シーミーの時は重箱やオードブルなどのお供え物(ウサギムン)をします。
重箱に入っているものは、田芋、三枚肉、昆布など基本的に9種類を入れます。
ただ、必ずしも9種類というわけではないのですが、その場合も7種類など
奇数個という教えがあります。
またオードブルもお祝い事や、法事などでもよく利用されています。
沖縄は暑いからなのか、日持ちするように唐揚げや天ぷらといった揚げ物が多いのも
特徴かなと思います。
〇ご先祖様のと一緒にランチ
供養行事が終わるとその場でみんなでご馳走を頂きます。親族で昔話をしたり、子供たちも走り回ってとても賑やかなひと時となります。私も小さい頃から清明祭(シーミー)になれ親しんでいるので違和感はありませんが、他県の方からすると少し妙な感じがするかもしれませんね。
天国のおじいちゃん・おばあちゃんも家族や孫の元気な姿をみて微笑んでるかもしれませんね!