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人と自然と動物と~この一年で感じたこと~

2014.11.01

コラムニスト:坂口愛美(さかぐちめぐみ)

はじめまして!!ひとりごと初登場のめぐこと坂口愛美(さかぐちめぐみ)です。

生まれも育ちも福岡市内(大学は大分)。都会の慌ただしい生活にギモンを抱き、人と自然と動物とのスローライフ(つながりのある暮らし)を求めて東村へ。慶佐次に住んでいつの間にか一年が経とうとしています。おかげ様ですっかりいい色になりました(笑)

やんばる自然塾さんのご近所で、乗馬のガイドと宿泊の提供をしております。少々涙もろく融通の利かない性格ですが、なにとぞ宜しくお願いします。

坂口コラム1

 

〇人とのつながり

この村に初めて来たときのこと。那覇空港でバスの運転手さんから、「あそこは陸の孤島だよ。」と言われた。果てさて、そんなに田舎なのか、知り合いも誰一人いなかったので不安が広がったことを覚えている。一年が経とうとする今、外に出れば村の人と挨拶しない日はない。それどころか、ついつい立ち話のつもりが長いこと話していたり。

これまでの街中生活では有り得なかった、人と人との濃いつながり、支えあい、そこから来る安心感。先日私の様子を見に、初めてやんばるに来た両親は、二人とも「何よりもめぐ(私)の周りで暮らす人に逢えてよかった。とても安心した。」と言って帰った。日頃からよくしてくださっている方々に心から感謝している。(村に溶け込む一番の秘訣、挨拶。二番目に地域の行事に参加すること。←写真は9月に行われた豊年祭のときのもの。)

坂口コラム2

 

〇自然とのつながり

仕事柄外にいる時間が長いので、この一年を通してやんばるの多様な自然を感じる事が出来た。干潮の朝。柔らかい靄がかかったビーチ、穏やかで透き通った海。台風のときのゴーッゴーッという波の音。黄昏時、暗くなる一瞬手前の慶佐次川が好きだ。陸の植物がまたさらに面白い。マングローブの木々たちは言うまでもなく、身近な植物でも本土では絶対に有り得ない、独特な形と色とそれから力強さを持っているのだ。写真は、秋を感じさせるサンニン(月桃)の実。私は、自然に勝る美しさはないと思っている。

3、4年後には、やんばるが世界自然遺産に登録されるそうだ。もっと多くの人にここの自然の良さを感じてほしいと思う。(但し壊さない程度に!)

坂口コラム3

 

〇動物とのつながり

自分のところの宣伝をするつもりはないが、うちには色々な動物がいる。ニワトリ、ネコ、オウム、犬、それから3頭の馬たち。みんなそれぞれ自分の時間というのを持っていて、お互いが何やかんやで共存している姿にとても癒される。先日のこと。夕方のエサの時間になってニワトリたちを呼んでいたら、走ってきたニワトリと、反対方向から走っていたネコとが正面衝突。お互い一瞬ビックリしている姿に思わず笑ってしまった。オウムのピーちゃんは、他の動物たちや私たちの声をまねるのに日々磨きをかけているし(教えてないはずなのに、最近よく「ハイ。」と言う)、馬たちは一緒にいればいるほど人間っぽく見えてくる。いや、本当は私たち人間だって動物の一部なのだ。後悔とか将来の心配をすることなく、ただ今この一瞬を一生懸命に生きている彼らから学ぶことは、少なくないと思う。

坂口コラム4

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