感謝
2015.10.01
コラムニスト:松本 光博
ひとりごと4回目。
夢にときめけ 明日にきらめけ
〇高校野球
8月のある休日にふとテレビをつける心地よい金属音が聞こえ、青空の下で高校球児が必死で白球を追う姿が目に飛び込んできました。そう!甲子園が行われていたのです。野球をやっている人であれば誰もが憧れる場です。ただ、こうやって試合に出てスポットライトを浴びるのはほんの一握りの人だけなのです。
〇仲間たち
僕も高校時代は甲子園を目指す一球児でした。ただその頃のチームは80名も部員がいたのでレギュラーの座をつかむのもすごく大変でしたが、何とかその座を掴むことができました。大会が近くなるとレギュラーメンバー以外は裏方にまわりボール拾いや用具の整理など雑用が主な仕事になります。特に3年生は夏の大会にメンバーに入らなければその時点で事実上の引退になります。メンバーに入れなかった選手から涙を流しながら「後は頼んだ・絶対甲子園連れて行ってくれ」と言われた時は胸が張り裂けそうな思いでした。
〇今、思う事・・・
表舞台で活躍出来るのはこうやって裏方で支えてくれる人たちがいるからだと僕は思います。高校を卒業して社会人になった今、当たり前のように日常を送っていますが、実はいろんな方の支えがあるからこそかもしれませんね。僕も感謝の気持ちを忘れずに日々をすごしていきたいです。