ぼくたちここにいるよ 高江の森の小さないのち
2021.01.02
東村立山と水の生活博物館では、
1月5日から「ぼくたち、ここにいるよ 高江の森の小さないのち」の写真展が始まります。
昆虫救助隊 隊長のアキノ隊員(宮城秋乃さん)が東村から国頭村で撮った写真が約300枚展示されています。
今回は宮城さんにも取材をさせて頂き、色んなお話を聞く事ができました。
お話をされているときの宮城さんの顔がとても輝いていて、生物の写真を撮ることが
とっても楽しいということが伝わってきました。
宮城さんは蝶の調査が1番の始まりで、生き物達がどんな環境で生きているかを感じた方がいいと言われたことをきっかけに、調査中にその森が人の手によって破壊されそうになったことで、
自然を壊されないように周りの環境も撮るようにしているそうです。
今回の写真展では、様々な記録や新種の写真などが紹介されていました。
その中でいくつか紹介したいと思います。
1、カギカニムシの一種とホソテツチカニムシの一種
何か所か土を集めてその中たまたまいたそうで、この2つは新種で高江で見つかったもの。
2、ミヤコホソコバネオオハナノミ
それまで宮古島で3頭しか発見されていなかったが2012年に高江で楠井善久氏によって発見され、
沖縄島初となる記録となる。
3、ケナシツヤヒラタゴミムシ
奄美大島でしか確認されていなかったのが高江・安波で発見。
※いくつかパネルがあり一部を載せています。
今回取材させて頂き、改めて自然の事や生物の環境などを考えて生活をしないといけないと感じ、
生き物を大切にしなきゃいけないと思いました。
また、今回は見た事のない生き物の写真をみる事ができ勉強になりました。
東村へ遊びに来た際は、東村立山と水の生活博物館へ足を運んでみて下さい。
期間は1月5日~1月31日です。
東村立山と水の生活博物館は、年始は1月4日までお休みです。
通常は月曜日と1月12日の成人の日もお休みなので、注意して下さい。