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東村い

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沖縄 体験やんばる自然塾の公式ブログ

私の始めた習い事

2021.01.02

こんにちは!

自然塾に入社してもうすぐ2年が経とうとしている、くにごんです。今回は、私が自然塾に入って新しく始めた習い事について書こうと思います。

 

 

 

 

 

○通い始めた三線教室

私は昨年の春頃から、地元の方の中に混ざって三線教室に通い始めました。

三線とは、遠い昔中国から伝わり、琉球王朝時代には宮廷で演奏されていた、沖縄の音楽には欠かせない楽器です。

 

 

 

 

私が三線教室に通い始めたきっかけは、自然塾のツアーのプログラムとして(現在は休止中です)お客様の前で三線を弾く機会があったからです。雪国出身の私は自然塾に来て初めて三線に触れました。最初は他のスタッフを見よう見まねで練習していました。しかし、あまり上達した気もせず、上手くできないことへの恥ずかしさもありました。もっと上手になってお客様の前で自信をもって弾き、歌えるようになりたいと思ったのがきっかけでした。

 

 

 

○三線を始めてからぶつかった2つの壁

三線の練習を始めて最初に越えなければならなかった壁は、楽譜を読み、正しい音を出すことでした。三線の楽譜は工工四(クンクンシー)とよばれており、普段私たちが目にする音符は一切乗っておらず漢字のみです。それぞれの漢字でどのポジションを抑えるかが決まっています。指と工工四を覚えるまでには時間がかかりましたが、今では工工四を見て弾くことが当たり前にできるようになりました。

 

 

 

 

これが「かぎやで風」という曲の工工四の一部です。

かぎやで風は、琉球古典というジャンルでお祝いのときに歌われます。古典の他には、皆さんがご存知の「涙そうそう」などの民謡というジャンルもあります。

工工四には歌詞もついています。かぎやで風の歌詞はこんな感じです。

「キユヌフクラシャヤ ナヲゥニヂャナタティル ツィブディヲゥルハナヌ ツィユチャタグトゥ」

わかりやすく意訳すると

「今日の嬉しさは何にたとえようか、まるで花の蕾が露と出会って、まさに今花開いたような気持ちだ」

工工四だけをみるより、歌詞の意味を知った方が曲をより理解できる気がします。

 

工工四が読める様になり、次にぶつかった壁が歌いながら弾くということです。これは現在進行形の壁です。歌詞か工工四を覚えて、弾きながら歌うのがかなり難しいです。かぎやで風もその一つです。

私が今歌って弾ける曲はまだ、民謡が2~3曲しかありませんが、これからも練習をして、古典も民謡もレパートリーを増やしていきたいです。

 

 

 

 

○三線教室に通ってよかったこと

三線教室に通い始めて、良かったことはみんなで合わせて弾くので、自分のリズムや音程がずれていることに気付くことができたことです。先生や教室に通っている方からお手本を見せてもらえることで、生の音で練習できているのが何よりもよかったと思います。また、今まで知らなかった曲に出会えたこともよかったことの一つです。色々な曲を新たに知ることで、この曲上手になりたいな~と三線に対して前向きな気持ちがもてるようになりました。

まだまだ上手に弾けなくて恥ずかしさもありますが、いずれみなさんの前で堂々と三線を弾いて歌えるように頑張って練習していきたいと思います!!

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