今月のひとりごと
2019.05.03
〇はじめまして
こんにちは。4月から新しくやんばる自然塾に入りました、研修生の國島綾乃です。
私は北海道出身ですが、昨年は9か月間、西表島でサンゴの研究をしていました。
大学で海洋生物の勉強をしていたので、昔から憧れのあった沖縄の海の生き物について自分の目でみて、研究したいと思うようになりました。
そこで私は、沖縄の人にとって身近な存在であるだろうと自分なりに考えた、「サンゴ」の研究をすることを希望しました。
〇私の好きなこと📷
このような始まりで、西表で研究生活をしていた私が、西表で好きになったことがあります。
それは鳥の写真を撮ることです。
最初は鳥好きの友人に西表にいる鳥を見せてあげたいという思いで始めましたが、いつの間にか私自身の好きな鳥を追いかけて写真を撮るようになりました。
特に好きだったのは、警戒心が強く、人影が見えるとすぐに隠れてしまうシロハラクイナです。
西表で好きになった鳥の撮影ですが、やんばるで働きはじめたからには、一度でいいから見てみたいのがヤンバルクイナです。
私の好きだった、シロハラクイナと同じクイナ科の鳥で、沖縄県のやんばる地方にしか生息していない鳥です。
そのヤンバルクイナを一目みようと、国頭村までドライブに行きました。
58号線にはこのようなヤンバルクイナの飛び出し注意の看板が多くありました。
その看板を見ていると、足がオレンジ色で体に縞模様のある物体が突然右から左に走っていくのが見えました。
ヤンバルクイナ!
まさか、本当に見ることができるとは思ってもみなかったので、とても貴重な経験ができました。
今回は写真を撮ることができませんでしたが、次こそは写真を撮りたいと思います!
〇これから
今回の経験から、いろいろな生き物との出会いは必然ではなく、とても貴重なことであると実感しました。
また、やんばるで働くことのありがたさを改めて感じました。
このやんばるという環境の中で、自然の変化を見つめながら、探求心を忘れない案内人になれるように頑張りたいと思います。
今は自然に関する知識はまだまだ浅く、お客様とのコミュニケーションも半人前にも満たない未熟者ですが、先輩方の姿から多くのことを学び、生き物やお客様との出会いを大切にしていきたいです。
どうぞよろしくお願いいたします!