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東村い

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今月のひとりごと ~アブシバレー~

2019.06.01

 

 

はいたい。ちゅうや(今日)は、有銘ぬ行事について話そうねぇ~。

有銘の行事といっても沖縄のあっちこっちで行われている行事だけど、有銘のは特別よぉ~。

なんて『わったーびーき』(自分たち贔屓)しているねぇ~。と、言われそう・・・。

マジ、ウフィナー、ユンデキミソーリ(まずは、少し、読んでみてください)

 

有銘区アブシバレー・・・農作業にまつわる御願行事  

令和元年5月25日(土)開催・・・旧暦4/14~15だが、その日に近い日程で区民が集まりやすい日を区が決める)

 

アブシバレーってなに?と思われた方へ・・・

アブシ・・・田や畑の畦(あぜ)のこと。 バレー・・・払うこと。

畦の雑草を刈り取り、農作物につく害虫を川や海に流し、豊作祈願をする。

 

私が先輩たちから聞いたアブシバレーの過ごし方

午前中にすべての仕事を終える。老若男女、皆です。ご先祖様にお供えし、お昼ご飯は弁当にする。家のすべての出入り口、窓の鍵を閉め、カーテンや襖を全て閉めて公民館へ集合。お昼(お弁当)を食べて夕方、夜までグランドゴルフや歌と踊りを楽しむ。

オードブルやかき氷を食べながら地域の方々と交流を深める。日頃のお仕事を一切忘れ、遊びに集中し、日頃のお互いの労(自分も含め)をねぎらう。

海に行って砂を持ち帰り、家の周りに砂を撒く、意味は虫よけのおまじない、一年間の難が家に入り込まないように。砂を撒かないと家の中に入れない。撒かずに入るとマジムン(おばけ)が入ってくるという言い伝えもある。

 

また、この一年に赤ちゃんが生まれた方は、命名を紹介するという習わしがある。

 

今年も有銘区のアブシバレーが実施されました。今回は、初の試みで総会と一緒に行われ、参加者の増員をねらい、区全体の盛り上がりを期待。一日が掛かりの行程のため、昼食の準備を老人会中心に手作り油みそおにぎりとハイケイ汁、おやつに天ぷらの振舞いあり。

 

 

 

 

 

 

学事奨励会は、一年間、文武両道に励まれた子供たちを褒め称える会。成長を見ることができる。

 

有銘区:保育園生:9名 幼児園生:5名 小学生12名 中学生10名 高校生8名 専門大学生7名

各年次に合わせて、ご褒美がもらえます。お礼に日頃の成果を舞台発表ダンスでお返し。

子供たちが通っている学校の先生方も毎年ご出席いただいております。

 

 

 

 

 

アブシバレー:区民総出でグランドゴルフ大会、日頃から練習している老人会が優勢です。

1位から最下位まで全員に商品が当たる。何が当たるかは、くじ引きで決まります。

成績が良い人がいい商品が当たるわけではない。

成績発表前に子供たちのダンスや青年による歌、老人会による踊りを披露しあう。

直会には、初老の奥様達が揚げた天ぷらをつまみにお酒があり、終始和やかな雰囲気でのんびりとした時間を過ごすことが出来ました。 

 

 

 

 

 

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