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東村い

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今月のひとりごと

2021.02.02

今月のひとりごとを書かせていただきます

島袋悠紀(ぴょんきち)です。

本当に本当に、ひとり言です。良かったら見てください。

 

 

『 親父へ、近況報告です』

親父というのは、私の父の話です。

『お父さん』なんて小さなころは呼んでいたはずなんですが

母が亡くなった頃からなのか、2人の時間が増え あだ名のように『おやじ』と呼ぶことが当たり前になっていきました。

そんな親父は、おととしの年末にあっけなく天国に行ってしまいました。

親父が亡くなった後、話したい事がたくさんあるのに、話せないので書くことにしました。

 

〇『あなたの孫この1年でめちゃめちゃ面白くなってるよ!』

親父が亡くなる2ヶ月前に次女が産まれました。まだ首も座らない生まれたての次女を抱っこするのは怖かったらしく『もう少し大きくなってから・・・』なんて言っているうちに亡くなってしまいました。

そんな次女も、もう1歳となりパワフルに歩くようになり、今がとても可愛く面白い盛り、お姉ちゃんとも仲良く姉妹をしている姿はきっと親父にとっても見たかった光景だと思います。

『もっと長生きすればよかったのに、バカたれ!!』が正直な気持ちです。

 

 

〇『思い出を話す相手がいなくて寂しいよ』

近所に住む旦那の実家に行くと親戚が集まったりと 賑やかな空間があり、沖縄の兄弟の多さ・親戚の多さに寂しさも紛れ、助けてもらいました。

大阪生まれ大阪育ちの私は、大阪に暮らしていた頃の話をする友達や親戚が近くにいるわけではなく唯一、思い出話を出来る相手が親父でした。最近、旦那の実家で、旦那の兄弟やじぃじ・ばぁばが昔の話をしているのを聞いて、今まではそんなこと感じなかったのに急にとても羨ましく感じました。同じ時間を共有し暮らしてきた中での家族での印象深いエピソードなどを話せる人が近くにいる事は、当り前じゃなく とても大切で素晴らしい事だったんだね。

親父がそばにいる時は、なんとも思わなかったのに今頃になって寂しいです。

 

 

 

 

〇『ありがとう』

好きな事ばかりを自由に選択していた私に、どんな時も『お前らしいな…』という言葉だけで 応援してくれたり、許してくれたり…。

何も言わずに、ただそばにいて見ている事の難しさを 今になって本当に実感しています。

元気だった親父と一緒に過ごした時間、もう長くないと分かってから過ごした時間、亡くなった後に過ごした時間。

どの時間の、どの感情もしっかりと大切にして毎日を大事に過ごしたいと思っているよ。

 

皆、変わらず元気にしています。

お盆になったら、ちゃんと沖縄に帰ってきてよ。

家族みんなで、待っています。

 

 

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