くにごん・ぴょんきちの探鳥どぅちむにー
2021.08.26
やんばる自然塾『くにごん』・『ぴょんきち』です!
今回は、バードウォッチング&野鳥撮影にはまっている2人で 大好きな鳥の話をしたいと思います。
自然塾 高身長メンバーのくにごんと、自然塾最小スタッフのぴょんきち!
でこぼこコンビ2人による野鳥の楽しみ方、しばし お付き合いください。
①野鳥の魅力にはまったきっかけの話。
『くにごん』
大学4年の時に西表で生活していたことと、大学時代の友人が野鳥が大好きだったことが、野鳥にはまり始めたきっかけです。そもそも私の小さい頃の記憶にある身近な鳥は、怖いカラスと小さなスズメの印象くらいしかありません。ですが、私の友人が野鳥の中にもカワイイ子もいるよ~と教えてくれたので、少しずつ鳥に対する認識が変わっていきました。大学4年の時にキャンパスを離れ、西表での研究生活をはじめると今まで見たことのない素敵な鳥たちに出会い、野鳥の魅力にどんどんはまっていきました。
友人が野鳥好きで、私が西表で生活できたこと、この二つがなければ今でもその魅力に気付かなかったのではないかと思います。今振り返ると周りの環境にとても恵まれていたんだな~と幸せに思います。
『ぴょんきち』
もともとは野鳥に対して、そこまで興味があったわけではなく、珍しい鳥や 綺麗な鳥には目がいく程度というぐらいだった私。くにごんが入社し一緒に野鳥観察や野鳥撮影に行くようになってドハマりしたのが約1年前です。ちょうど、その頃に中古の一眼レフを購入し写真でも始めようかなぁ~と考えていた頃だったので、あまり興味がなかった望遠レンズにまで手を出し、野鳥撮影を始めました。
くにごんが、野鳥の楽しさを教えてくれなかったら、きっと今でも野鳥への興味は薄いままだと思います。長く楽しめる趣味・楽しみを教えてくれたこと、くにごんに とても感謝しています。
那覇の三角池で探鳥中
金武の田芋畑で探鳥中
②今年の夏に向けて立てた目標。いろいろな野鳥を楽しむことができた今年の夏!
『くにごん』
夏になると海辺の岩場にやってくるアジサシ。これまでは、遠くにアジサシが見えるのを必死に追いかけていました。ですが今年は観察するのにいい場所を発見できたので、今まで以上にしっかりと写真を撮ることができました。昨年は例年以上にアジサシの飛来数が少なくて心配していましたが、今年はたくさんのアジサシが見れてほっとしています。また来年もたくさん来てほしいです。
私が毎年夏の目標にしている、リュウキュウアカショウビンをしっかり撮る!ということは、残念ながら達成できませんでした。何度かチャンスはあったものの、上手く撮れなかったので、来年こそは頑張りたいです
『ぴょんきち』
野鳥にはまって、まだ1年。今年の夏が、野鳥にはまって初めての夏でした。山側のフィールドで撮影するには楽しい時期となり、ノグチゲラ・アカヒゲなどの通年いる野鳥も繁殖・子育てなどで活発になる季節です。
『ノグチゲラの写真、撮りたいね~』なんて2人で話しながらも、難しいだろうなぁ~と考えていたら6月のあたまに目標達成!ノグチゲラを写真におさめることができました!
それからは調子よく、何種類かの夏鳥の撮影に成功!一番の感動は間近に観察できたサンコウチョウでした。
ちゃんと見ること自体、初めてだったので大興奮!くにごんと一緒に息をひそめ、興奮を抑えながら撮影したのがとても良い思い出です。
リュウキュウアカショウビン(ぴょんきち撮影)
エリグロアジサシ(くにごん撮影)
サンコウチョウ(ぴょんきち撮影)
ホントウアカヒゲ(ぴょんきち撮影)
ノグチゲラ(くにごん撮影)
③秋の渡りをむかえている沖縄。次のシーズンに向けての目標と楽しみ。
『くにごん』
待ちに待った、秋の渡りのシーズンがやってきました。これからの時期はシギチや猛禽類などが多く飛来してきます。
今年の冬の目標は、30種の冬の鳥を見たい、ミサゴのダイブを写真に収めたい、この2つです。30種はなかなか難しい目標かもしれませんが、より多くのいい出会いができるのをとっても楽しみにしています。
今年の誕生日プレゼントに自然塾のみなさんから野鳥の図鑑をもらったので、図鑑をたくさん使って多くの種類を見分けられるようになりたいです。ミサゴはこれからの時期にやってくるタカの仲間です。獲物である魚を空からダイブして捕まえる一瞬はあっという間に終わってしまうのですが、今年こそはチャンスをものにしたいです!
難しそうな目標を2つも掲げてしまいましたが、目標達成よりも一番は野鳥との出会いを純粋に楽しむこと!この初心を大切にしながらこれからのシーズンも楽しんでいきたいです。
『ぴょんきち』
野鳥に興味を持ち始めて、今までよりも鳥の気配を近くに感じるようになりました。
身近な生活圏内でも十分に野鳥観察を楽しむことができると気付き、お散歩やドライブでの楽しみも増えています。ここ最近は家の前の干潟に来ているシギたちを観察するのが日課。
今はコロナ禍でどこかに行くことは、なかなか厳しいですが、自然が身近にあり野鳥観察ができる環境に本当に感謝です。コロナが落ち着いて旅行に行けるようになったら、本土の野鳥観察にいきたいなぁ~と考えています。
私の家族は野鳥観察に、今は全然興味がないのですが、長女には鳥の写真を見せながら名前を教えたりと野鳥好きにさせようと計画中。いつか家族旅行という名目で『くにごん』を連れて野鳥が見られる地域に行き、旦那に娘は任せて野鳥撮影にいけたら楽しいだろうなぁ~と妄想で楽しんでします。来年には厳しそうなので、今は我慢して沖縄で野鳥を見る目と撮影の技術に磨きをかけて、その時が来るまで楽しみに待ちたいでーす。
タカブシギ(くにごん撮影)
カワセミ(ぴょんきち撮影)